ボディの本加工

2019年12月8日

3号機 ギター製作 テレキャスター ボディ

前回大まかに切り出したボディの本加工に入ります!


この作業ではルーターやトリマーといった回転工具を使います。ルーターとトリマーはよく似た工具です。トリマーの強力版がルーターぐらいに思っておけば大丈夫です。
ちなみに私が使っているルーターは日立工機のプランジルーター「M8」です。10年以上前の機械なのですでに廃盤です。今は後継の「M12VE」という高さ調節のしやすい機種がでています。
トリマーはRyobiの「MTR-42」です。ダイヤルが付いていて高さ調節のしやすさでは他にないのではと思います。
このトリマーは自作のトリマーテーブルに取り付けて使っています。本当ならばこちらを手持ちで使ってルーターをテーブルに取り付けるべきなのですが,高さ調節がしやすいこちらをテーブルに付けています。
今日の作業は,本来ならばルーターを使うべき作業ですが,トリマーでどこまでいけるか試してみたいのでこちらでいってみます!

切削

再びテンプレートの登場です。粗加工したボディに両面テープでテンプレートを貼りつけます。このテンプレートに沿ってトリマーで切削していきます。


今回使う刃はstax toolsのトップベアリングビット。めっちゃ綺麗に削れます。



仕組みはこんな感じ。ベアリングがテンプレートをなぞっていくので,刃も同じように動いてテンプレート通りに削っていきます。



一周したら刃を高くして削っていきます。これを繰り返していきます。

仕上がり

こんな具合です。堅い木材がテンプレート通りのなめらかな曲線でつるつるに仕上がります。

実際に切削しているところを動画にまとめました。

i.CRAFTは「春夏秋冬」の派生チャネルです。ギター製作・改造,木工についての情報を発信しています。

YouTubeチャンネル「i-CRAFT」では製作動画を公開しています。



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倉敷市, 岡山県, Japan
ギターや工作とは全然関係のない仕事をしています。「明日できることは今日しない」をモットーに休日は趣味の世界で生きています。

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製作に使ったツールあれば便利な電動工具達です。

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